失くしたら危険!海外旅行中のパスポート管理方法まとめ
入出国時や、ホテルのチェックインなどで必要になるパスポート。海外旅行時には「命の次に大切」といわれるほど重要なアイテムであるにも関わらず替えもないため、管理は徹底しなければなりません。今回はパスポートの管理方法や、持ち歩く際の注意点をご紹介します。万が一、旅行中にパスポートを紛失してしまった場合の対処法も解説するため、ぜひチェックしてみてください。
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目次
海外旅行中のパスポート管理方法3選
パスポート紛失・盗難のリスクは、管理方法次第で軽減できます。ここでは、海外旅行中のパスポート管理方法をご紹介します。それぞれにメリットとデメリットがあるため、旅のスタイルや滞在先の治安に合わせて選んでみてください。
ホテルのフロントに預ける
ホテルにチェックインする際に、パスポートをフロントに預ける方法があります。ランクの高いホテルであればほとんど問題はありませんが、治安の悪い国やグレードの低いホテルでは要注意です。ホテルを完全に信用して良いというわけではなく、パスポートを悪用されてしまったり、チェックアウト時に受け取り忘れてしまったりする可能性があることを覚えておきましょう。
お酒を飲む場所や観光地によっては、身分証明書としてパスポートを提示しなければなりません。提示するパスポートはコピーでも可能な場合もあります。フロントに預ける場合には、日本であらかじめコピーを取っておき、そちらを持ち歩いても良いでしょう。その際は、顔写真やパスポート番号の掲載されたページを、見やすくコピーしておいてください。
またホテルによっては、それぞれの部屋にセーフティーボックスが用意されていることもありますが、ホテルの内部関係者に悪意がある人がいた場合、容易に窃盗できてしまうのも事実です。パスポートや現金などを預けるのは、ホテルの様子や状況を冷静に判断してからにしましょう。
スーツケースに入れてロックしておく
パスポートを保管するのに、スーツケースに入れてロックしておく方法があります。スーツケースの堅牢度や構造によりますが、スーツケースをホテルの部屋において外出した場合、窃盗被害にあってしまう場合があります。ジッパースタイルのものや施錠していないものはもちろん、鍵をしていたとしてもスーツケースそのものが破壊され、貴重品を盗られてしまう可能性が捨てきれません。
しかし海水浴に行く際など、ホテルにやむを得ず貴重品を置いていくこともあるでしょう。パスポートなどの貴重品は、スーツケース内の見つかりにくい場所へ隠し、しっかりとロックをしておいてください。
常に持ち歩く
セキュリティ面が不安なホテルを利用する場合は、パスポート本体を持ち歩くことをおすすめします。リュックなど死角を利用されて盗難に遭う可能性があるものは避け、ウエストポーチやショルダーバッグなどを活用し、常に視界に入っている状態で持ち歩いてください。
アクティビティを予約するときやカジノで遊ぶとき、バーでお酒を飲むときなどには、身分証明書としてパスポートを提示しなければならない場合もあります。また、万が一トラブルに巻き込まれて警察署に行くような場合にも、その場で身分が証明できると安心です。
パスポートを携帯する際の注意点
国や行き先次第では、必ず本物のパスポートを持ち歩く必要があります。ここからは、パスポートを携帯する際の注意点を解説します。
気を抜かない
日本は比較的犯罪率が低く治安もよいため、日本人は少々平和に慣れすぎている傾向があります。慣れない海外の道を歩く際には、常に気を引き締めて行動しましょう。ターゲットを見つけたら何食わぬ顔をして窃盗のタイミングを図り、油断した一瞬のスキを突いてくる犯罪者は多いものです。
きれいな景色を見つけて写真を撮ろうとバッグを置いた瞬間や、現地の人に話しかけられたときに荷物を狙われるなど、手口も巧妙です。子供が窃盗目的で近づいてくる場合もあるため、十分に注意してください。
バッグは常に視界の中へ
パスポートを入れたバッグはできるだけ前に抱えて、常に視界に入っている状態にしておきましょう。チケットやファストフードの購入時、アクティビティの受付け時など、思わず目の前のやりとりに気が向いてしまう瞬間も要注意です。窓口やカウンターでやり取りする際にも、バッグは自分よりも前においてください。
また、すぐに使うからといってパスポートや財布類をポケットにいれないようにしましょう。ワイヤーで括っていたとしても、その先に貴重品がつながっていることは一目瞭然なので、ワイヤーごと切られてしまうケースも珍しくありません。
バッグは施錠する
非常にシンプルな方法ですが、バッグの口に鍵をかけておくだけでも窃盗の被害率を下げられます。鍵を紛失してしまうのが心配な方は、ダイヤル式のものや、指紋認証などで開けられるスマートキー対応のものを選べば問題ありません。
大き目の南京錠やワイヤーロックがあれば、レストランなどでゆっくり過ごす際に、柱や机に固定できるため安心です。施錠グッズは、さまざまな機能を持つ製品が販売されているため、ぜひ目的に合ったものを探してみてください。
パスポートを携帯する際のおすすめのバッグ
パスポートを携帯する際には、ウエストポーチやショルダーバッグなど、いつでも見えるスタイルのバッグに入れておきましょう。強引にひったくる手口もあるため、引っ張られても簡単に壊れないような、肩ひもや留め具部分が頑丈な製品を選んでください。リュックサックは両手が使えて便利なので、旅用のバッグとして選びがちですが、死角になってしまうため盗られても問題ないものを入れておきましょう。
またどの形のバッグに入れる場合でも、パスポートケースを活用してください。パスポートケースに入れておけば、バッグの中のどこに入っているか見つかりやすく、管理がスムーズです。また首から下げるタイプのものであれば服の下に隠せて、すりやひったくりの被害を防げるため、お土産選びや観光を思う存分楽しめますよ。
万が一パスポートを紛失したときの対処法
万が一、海外旅行中にパスポートを紛失してしまった場合には、近くの警察署へ行ってポリスレポートを書いてもらってください。ポリスレポートの作成には数時間~数日かかってしまう場合がありますが、紛失したことを証明するために必要な書類なので必ず入手しましょう。
ポリスレポートをもらったら、渡航先の日本大使館または総領事館へ行ってください。受付けをしたら紛失一般旅券等届出書と呼ばれる紛失届を作成し、その場で申請します。その際に必要な書類は以下の通りです。
- ポリスレポート
- 6か月以内に撮影した、縦45mm×横35mmの顔写真
- 運転免許証、マイナンバーカード、保険証などの本人確認証明書
また、パスポートを紛失してしまったときに備えて、パスポート用の証明写真と戸籍謄本を日本から持ってきておくと安心です。紛失して大使館でパスポートを再発行する場合、近くに写真撮影ができる場所があるとは限らないですし、書類がすぐに出せると本籍地の確認がスムーズです。
パスポートを盗られることはそうそうないだろうと思っていても、預けたまま忘れて移動してしまったり落としてしまう可能性は大いにあります。特に移動中はいくつも荷物を持っていて注意散漫になっているため、ほっと一息ついたときに荷物を丸ごと置き忘れてしまうのもよく聞く話です。絶対に必要というわけではありませんが、万が一の際にリカバリーが楽になるでしょう。
まとめ
日本は比較的平和であり、常に気を張っていなくてもある程度安全に過ごせますが、海外に行った際にはその感覚を捨てなければなりません。海外旅行では、パスポートの管理方法が非常に重要です。ホテルのフロントや部屋のセキュリティボックスも、国やホテルの治安によっては100%安全だと言えないのが現実なので、管理方法は状況をよく見て慎重に判断してください。
パスポートを紛失してしまっては再発行の必要がありますが、貴重な旅行の時間をロスしてしまいますし、最悪の場合、帰りの飛行機に間に合わない可能性が考えられます。今回ご紹介した内容を参考にしていただくことで、パスポート紛失・盗難のリスクを最小限に抑えられるでしょう。海外旅行の際にはぜひ実践していただき、安全な旅をお楽しみくださいね。
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