海外旅行を快適かつ安全に楽しむために欠かせないのがお金の管理です。現金とクレジットカードの使用がメインになりますが、実際に現金をどれくらい持っていくべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。日本とは勝手が違う海外旅行では、お金を安全に持ち歩くためには工夫が必要です。そこで今回は、海外旅行で必要な現金についてや、賢い持ち歩き方についてご紹介します。

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海外旅行で必要な現金はどれくらい？

旅行で必要な現金は、旅行スタイルや行き先の国、滞在期間などによって少しずつ異なります。ここでは現金として持っていく額をどのように決めるべきなのか、さまざまな観点からご紹介します。

旅行の長さと1日の予算から決める

必要な現金は、旅行の長さや1日の予算によって異なります。宿泊費・食事代・交通費などをリストアップして、1日あたりにどれくらいお金が必要かを計算し、それを滞在日数に掛け合わせてみましょう。そこから、事前にクレジットカードで支払う金額を引いたものが、必要な現金の目安になります。必要以上に現金を持ち歩かないためにも、事前にお金に関する計画を立てておくことが大切です。

海外旅行先に合わせて決める

海外旅行で必要な現金は、行き先となる国によっても異なります。例えば、アメリカやヨーロッパ、中国などであれば国をあげてキャッシュレス化が進んでおり、ほとんどの場面でクレジットカードでの支払いが可能です。しかし、都市部から離れた町や、開発途上国であれば現金での支払いが基本となるでしょう。このように海外旅行先のお金事情を確認することも大切です。

旅行の形式に合わせて決める

海外旅行は、大きく分けるとパックツアー・格安ツアー・個人手配旅行の3種類に分けられます。パックツアーであれば、基本のプラン料金に航空運賃・食費・宿泊費などがすべて含まれているので、旅行で使用するお金はお土産代やちょっとした飲食代のみになります。一方で格安ツアーや個人手配旅行であれば、現地でホテル代や食事代を支払う必要があるため現金が多めに必要になるでしょう。

海外旅行での現金の持ち歩き方

ここでは、海外旅行で安全に現金を持ち歩くためのポイントをご紹介します。

セキュリティボックスを活用する

海外旅行先で、お金や貴重品などを保管するためには、ホテルに設置してあるセキュリティボックスを活用するのがおすすめです。日中に現金を多く持ち歩くことがなくなるため、盗難のリスクも下げることができるでしょう。

 

とはいえ、治安の悪い地域であればセキュリティボックス自体がホテルの従業員などによって狙われてしまう可能性もあります。ホテルのランクや地域柄を見極めた上で、必要に応じて活用しましょう。

現金を分けて持ち歩く

現金を海外旅行で持ち歩く際には、一つの財布にすべてを集約することは避けてください。なぜなら、万が一その財布を盗まれてしまった場合に、大きな被害を受けてしまうからです。小銭いれやセキュリティポーチ、予備の財布などに分けて持ち歩くようにしましょう。

クレジットカードと現金を上手に使い分ける

海外旅行でお金の管理を上手に行うためには、現金とクレジットカードを上手に使い分けることが大切です。

クレジットカードを使うべき場面

ホテルの支払いや航空券の支払い、レストランでの支払いなどは、クレジットカードを使用するのがおすすめです。高額の現金を持ち歩く必要がない上に、紛失や盗難トラブルがあっても、場合によっては補償を受けることも可能となっています。また、クレジットカードを使うことで、空港ラウンジ使用や海外旅行保険などのサービスを受けられることもあるので、使える場面では積極的に活用しましょう。

現金が必要な場面

いくらキャッシュレス化が進んでいるとはいえ、現金が必要な場面は必ず発生します。例えばヨーロッパではトイレが有料のところが多く、小銭が必要になります。その他にも、タクシーの運転手やホテルのドアマンにチップを渡す際、自販機で飲み物を購入する際、屋台でお土産を購入する際に現金が必要になるでしょう。

まとめ

今回は、海外旅行にどれくらいの現金を持って行くべきかについてご紹介しました。日本は世界の中でも特に治安の良い国として知られています。海外に出たら現金の取り扱いには細心の注意を払うことが大切です。クレジットカードを上手に活用しながら、賢くスマートに海外旅行を行いましょう。