子供と出かける旅行先として、海外を選ぶ人も増えています。国内旅行に比べて未知の体験が各段に多い海外旅行は、旅育としての効果も大いに期待できます。ですが、子連れの海外旅行はどのように計画したらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、海外での旅育のおすすめプランや、子連れの海外旅行先選びのポイントなどについて解説していきます。

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海外旅行での旅育のおすすめプラン

旅育として効果の高い海外旅行のおすすめプランをご紹介します。

アウトドア体験

海外に限ったことではありませんが、雄大な自然の中でのアウトドア体験は旅育の効果を高めてくれるメソッドです。カヌー、シュノーケリング、トレッキング、乗馬、サファリなど、海外には度肝を抜かされるような絶景スポットでのアクティビティがたくさんあるため、ぜひ旅行の中に取り入れてみましょう。

美術館・博物館めぐり

海外の美術館や博物館めぐりもおすすめです。小学生ぐらいまでの時期の知的体験は、子供の好奇心のキャパシティーを大きく広げてくれると言われています。未知の世界への扉を開けてくれる博物館、芸術への好奇心を高めてくれる美術館を旅行プランに盛り込んで、子供の知的体験を重ねてみてはいかがでしょうか。

世界遺産

海外旅行は、世界遺産を直接見られるまたとないチャンスです。特に小学生くらいになると、世界の歴史や自然に興味を持つ子供も増えてきます。貴重な建造物や絶景を目の当たりにすれば、子供の世界観は一気に広がることでしょう。

エコツアー

自分が住む国から離れる海外旅行は、今地球が置かれている状況や環境破壊について考える機会としても大きな意味があります。世界のあらゆる場所で失われつつある自然や希少な動植物などを目の当たりにし、地球のこれからについて考えられる「エコツアー」は、旅育プランとしてもおすすめ。

スタディツアー

「スタディツアー」とは、単なる観光目的ではなく、途上国などで国際協力活動の現場などを訪れ、活動の様子を見学したり体験したりする旅行のこと。国際社会の現場を訪れる旅行は、自国で生活しているだけでは絶対に気づけない世界の常識やグローバルな感覚を身につけられる貴重な経験となるはずです。

子連れでの海外旅行先選びのポイント

子連れでの海外旅行は、年齢に合わせてフライト時間も考慮に入れて選ぶのがポイントです。小学生以上になればあまり気にすることなく旅先を選べますが、子供が小さいうちはフライト時間が短く直行便があり、なるべく時差の少ない国を選ぶようにしましょう。

子連れ海外旅行の注意点

子連れでの海外旅行の注意点は、以下の3点です。

 

• 海外旅行保険に加入しておく
• 日本語が通じる病院をチェックしておく
• 子供が食べられる食事かどうか調べておく

 

海外旅行では、万が一に備えて家族全員分の保険に加入しておく必要があります。また、急な怪我や病気に備えて、日本語が話せるスタッフのいる病院を調べておくと安心です。

 

食事に関しては、現地の料理が子供の口に合わないこともあるため、子供が食べられそうなメニューのあるお店をリサーチするなどの下調べをしておいた方がいいでしょう。1歳前の赤ちゃんを連れて行く場合は、離乳食やお湯だけで作れるご飯、お菓子などを多めに持参し、旅先の食事に困らないように準備していくことをおすすめします。

目的をもって海外で充実した旅育を

子連れの海外旅行は、大人だけの旅行と違い大変なことも多々ありますが、子供の成長を促す大きなチャンスでもあります。異国の文化や価値観に触れる経験は、かけがえのない思い出となるだけでなく、子供の世界観を広げるきっかけにもなるはず。せっかくの旅行を実りのあるものにするためにも、目的をもって計画を立ててみてはいかがでしょうか。